−方丈記(1212年)書き出しより
DiOは2017年、方丈記から八百年後の京都で創業しました
京都には世界遺産をはじめ多くの有形・無形の文化財、伝統や技術が残っており、
全て先人たちから我々へ受け継がれてきたものです
しかし変化の激しい昨今では、その襷を繋いでいくことは容易ではありません
そこで我々は先人たちが生きた証を深く理解し、
デジタル技術によって持続可能な形に変換し、
今と未来を生きる人々へ伝えるための事業を行います
それはまさに鴨長明がしるした、儚くうつろいやすい情景や、
我々の根底にあるさまざまな心象を、デジタル情報への変換で世界に刻み、
社会に寄り添いながら環境や文化を守り抜く可能性に意義を見いだすことでもあります
DiOは、方丈記の京都に抗い、「京都」をあえて「KYOTO」と変換させました
KYOTOから世界へ伝えることの意義
月の光でありつづけることの意義
日本人のこころとの距離をはかることの意義
それらを意識し、川の流れに棹さす努力を、いまも我々はつづけています